■■ 中古釣具を高く売る方法 ■■ 

誰もが中古釣具を売るなら1円でも高く売りたいと思うはずです。

中古釣具を扱っている当店としてはなるべく店舗に売りに来ていただきたいのですが、1円でも高く売る方法を記載いたします。
参考にしていただければ幸いです。


1、ずばり、一番高く売る方法はヤフーオークションです。
※注意点
すべてのやり取りは自己責任となります。
・1円スタートが一番目に付きやすく、ウォッチリストの登録数も多くなり思わぬ高値がつく場合がありますが、逆に1円で終了してしまうこともあります。
・過去の落札価格の平均が1万円だったとした場合、1万円スタートだと入札が入らず何度も再出品しているうちに相場が半値になってしまう場合があるので安めのスタート価格の設定をおすすめします。
・釣竿など長いものは送料を調べて出品することをおすすめいたします。
「発送は着払いで」と記載しておくと後ほどトラブルになる可能性があります。
※最近はどの運送会社もサイズには厳しくなっており、3辺の長さの合計が160cm(ゆうパックは170cm)を1cmでも超えてしまうと荷受けを断られることがあります。
ヤマト便、佐川急便(地域によっては160cmまで)は荷受けしてもらえますが送料がかなり高くなります。
過去一度、当店(長崎県長崎市)〜静岡県まで長さは正確には覚えておりませんが梱包後のサイズが2m50cmほどの釣竿を発送した際、送料が5600円ほどかかった記憶があります。
・オークション出品の場合、写真撮影、商品説明、落札者との取引ナビでのやり取り、商品の清掃、発送の手間が発生します。
ちなみに、当店が釣竿1本オークションに出品する場合、2〜3時間かけております。
・ある程度の経験、評価(非常に良い50以上)が必要です。


2、オークションに出品するのは面倒だという方にはリサイクルショップを利用しましょう。
・リサイクルショップを利用する場合はまずは釣具専門のリサイクルショップを利用することをおすすめいたします。
中にはオークションの落札価格より高く買い取ってもらえることもあります。
実際に12000円で買い取り、10000円スタートで出品したところ入札どころかウォッチリスト登録が1桁しかなかった商品もあります。
商品を査定してもらい、スタート価格を「査定金額+オークションシステム利用料+手間賃」で出品して、落札されなかった後売りに行くのも1つの方法かもしれません。
但し、日をあけると査定価格が下がってしまう場合があるのでご注意を!

※注意点
・付属品はなるべく持って行きましょう。
店舗によってはリールの化粧箱、リール袋などの付属品が1品でもないというだけで査定額がマイナス1000円というところもあります。
チェック点
●リールの場合
化粧箱、リール袋、取扱説明書、パーツリスト、その他購入時の付属品
替えスプール付きの場合は忘れずに!
カスタムパーツ(ハンドル、スプールなど)に変えている場合は純正のものを忘れずに!
●ロッドの場合
中通しロッドは中通しワイヤー
竿袋、トップカバー、化粧箱(当店の場合、査定には関係ありません。)、メーカー保証書、その他購入時の付属品

表面の簡単な清掃は済ませて持ち込みましょう。
査定は傷により金額が変わってきます。
付着している汚れを傷と間違えられることもあります。
目視で確認できる汚れは落していきましょう。

・ある程度の価格は予想しておいたほうがいいです。
よほどの入手困難な商品ではない限り、新品の仕入れ価格より高く買い取るリサイクルショップはまずありません。
1万円で購入した商品で1回しか使用していないので8000〜9000円くらいで引き取ってもらえるだろうという考えだとショップに持っていく往復の交通費が無駄にになるだけです。
1万円で販売している商品は1000〜4000円ほど、購入した販売店側の利益としてあるからです。
自動車などの査定価格のシステムと同じととらえていただいたらいいかと思います。
パーツのメーカー保有期限はカタログ落ちして5年間です。
たいていのショップ査定は、カタログ落ち、カタログ落ちして5年経過時点で査定金額が大きく変わるはずです。
もう使うことはないだろうという商品は、押入れにしまいこまず早めに売りましょう。

・近くに数店リサイクルショップがある場合は実際に査定してもらい、買い取り価格を比較してみましょう。
ここでは、実際に持ち込むことが重要です。
電話での問い合わせは全く比較になりません。
A店 電話問い合わせで10000円と言われ持込で査定してもらうと12000円の金額。
B店 電話問い合わせで15000円と言われ持込で査定してもらうと10000円の金額。
1店しか行かないという場合は当然の事ながら電話問い合わせで金額が高いB店を選択するはずですが実際は2000円のマイナスとなります。
※過去にあった実際の例を記載しておきます。
あるリールを当店に査定に来られ、14000円の査定をしました。
事前にお客様は近くのリサイクルショップに電話問い合わせをしており、22000円だと言われたそうです。
8000円も違うならと2時間かけてその日のうちに持っていったところ実際の査定額は8000円だったそうです。
電話では22000円だといわれたと話すと「新品の査定額です」とのこと。
そのリールは1回使用でアームカムに軽い擦り傷が1ヶ所ついていただけでした。
なぜ、22000円と言われた商品が1ヶ所の軽い擦り傷だけで8000円になるのか疑問に思うばかりです。
電話問い合わせでは、こういった新品時の買取価格を言われることがありますので実際に商品を持ち込みましょう。

・高く買い取ってもらえるショップを見抜くには。
実際に商品を複数店に査定してもらうことしかありません。

店舗で販売されている商品の金額で買い取り金額を想像される方もいらっしゃると思いますが、販売価格の設定方法は店舗によっても変わってきます。
たとえば、1万円で買い取りしたものを13000円で販売する店舗もあれば4〜5万円で販売している店舗もあります。
商品の品揃えで判断する方法もあります。
高く買い取りしているショップは自然と商品が集まるものです。
チェーン店は商品の店舗間移動がありますのでその限りではありません。

・何でも取り扱っているリサイクルショップを利用する。
古い商品、一部壊れている商品など、釣具専門のリサイクルショップに持っていっても引き取ってもらえなかったり、ほとんど値段がつかないような金額だったりします。
某リサイクルショップで20〜30年前の錆だらけのリールが5000円で販売されていたり、折れた竹竿が1000円で販売されているのを見かけたことがあります。
そういった商品は一度持っていってみる価値ありかもしれません。

・新品購入時に商品を選択する。
メーカー品とショップオリジナルの商品が同じ1万円で販売されていたら迷わずメーカー品を選びましょう。
ショップオリジナルは販売店でしかパーツが取れない、パーツ保有期限がないなどと様々な理由で買い取りを渋る店舗は多いはずです。
当店では正直、引き取りたくない商品です。

・下取りで引き取ってもらう。
中古品は売れたからといってすぐ仕入れられる商品ではありません。
販売店側も、1個売れれば1個以上商品がほしいわけです。
購入と同時に売れば査定金額を下取り価格としてアップしてもらえる可能性「大」です。
何も言わないとそのままの査定額になる場合がありますので交渉してみましょう。

・近くにリサイクルショップがない場合。
通信買取という方法があります。
※注意点
通信買取には発送側、受け取り側のどちらかに必ず送料が発生いたします。
また、そのほかに振り込み手数料も発生いたします。
事前に費用がどちらの負担になるか確認しましょう。
「商談が成立しなかった場合元払いで返却します。」この文句には注意が必要です。
どこにも送料負担の文字が記載されておりませんので元払い送料を請求されることがあります。
必ず「弊社負担」、「当店負担」の文字があるか確認しましょう。

オンライン見積もりでもある程度見積もり金額より下がることを想定しておく必要があります。
中には、上記で記載した例もあるかもしれません。
梱包、発送、メールのやり取りなど考えるとオークションに出品したほうがいいのではないかと思います。

広告費、人件費、フランチャイズのロイヤリティーなど諸経費は「販売価格−買い取り価格(仕入れ価格)」より発生しています。
これ以上詳しいことは記載できませんが店舗を選ぶ際、念頭に入れておきましょう。


3、委託販売、オークション代理出品を利用する。
こちらはほぼ自己責任となります。
販売は店舗、出品代理業者してもらいますが、販売後のクレームなどは委託した本人の責任になる場合がほとんどです。
また、販売手数料も20〜40%かかる場合があり、販売できなかった場合でも手数料が発生する場合があります。


4、質屋を利用する。
一時的に現金が必要で、商品は手放したくないという方におすすめです。


※記載したことはあくまでも、個人的感想です。
※記載したことがあてはまらないことがありますのでご注意ください。
※当店では、通信買い取り、委託販売、オークションの代理出品、電話・メールでの査定は行っておりません。


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